講演・研修・出前授業のご案内


講演内容・形態の詳細

 本研究会は、児童や生徒はもちろん、保護者・教員・教育関係機関・各種団体も対象とした「ネットリスク」を啓発する講演や出前授業を実施しています。

 ネット・ケータイ問題の三側面(2009年・大谷定義)のうち、第3の側面であるネット依存・デジタル認知障害・両眼視異常等の健康被害問題に重点を置いてカリキュラム・プログラム開発を行い、講演・研修・出前授業を承ります。
  本研究員(代表の大谷を含め)の講演は、研究機関としての調査活動を踏まえたデータをもとに内容を構成し教材を準備しています。またネット健康問題啓発者養成全国連絡協議会と連携し教材開発を行っています。

 【講演・出前授業招聘先】

①小中高特別支援学校、大学、専門高校での、子ども・学生対象の出前授業、保護者、教員研修会

②日本高等学校PTA合会全国大会、青森県PTA連合会大会等の情報分科会の基調講演、コーディネーター等

③青森県医師会、東北医師会、久里浜医療センター(2016.9)研修会等専門機関での講演

④教育委員会、センター等の行政での講演、研修会

⑤子どもを守る各機関、民間機関での研修会

⑥ネットアドバイザー等啓発団体での研修会

⑦その他

 

 コロナ禍のため会場での多人数での講演会が難しい場合は、オンラインでの実施も可能です。群馬大学、青森大学での免許状更新講習会は、一部オンラインで実施し好評でした。多様なオンラインでの方法がありますので、ご相談下さい。

①時間

60分、90分、120分。可能であれば、90分以上が望ましいです。

スマホ・ネット問題を全体としてご理解いただくためには、90分以上が必要です。
主催者の講演目的と合わせて、時間や内容のカスタマイズが可能です。

 ②講演者

講演者については、地域、日程と内容、講演者の予定、主催者の希望(予算等)で対応します。

代表の大谷、研究誌編集委員会委員長の伊藤賢一は、全国どこでも承ります。支部のある都府県は、学校や保護者対象、地域団体などは支部所属の、THInet公式インストラクターを派遣します。

  

 ③内容

ネットいじめ、有害情報・情報発信・セキュリティ問題、ネット依存の三側面のうち、主催者の希望により、学校・地域で起きている問題を踏まえて構成します。小中高で異なりますが、最近はスマホに関わる内容を中心に、LINEトラブルやTwitterでの情報発信、ネット依存問題が多いです。


2014〜2022年度の特徴的な形式と内容

  • 高校の3月末の保護者・新入生説明会で「スマホの安全な使い方」をパト隊学生が講演。30分。
  • 高校(全生徒か学年ごと)での出前授業。LINE問題等コミュニケーショントラブル、ネットいじめ、ネット依存に関しての依頼。
  • 高校のPTA総会の一部として実施。
  • 中学校(全生徒か学年)での出前授業。スマホ所持の対策としての依頼。
  • 小学校高学年を対処とした出前授業。ゲーム機からのネット被害、スマホ利用率の向上からの被害予防対策での依頼。
  • 小学校や中学校の授業参観日に「ケータイ安全教室」を実施し、保護者も参観。
  • 教育委員会主催の教職員研修。3時間で演習も含めた内容。(生徒指導主任会、視聴覚担当主任会等)
  • 子どもと係わる活動団体である市の民生委員会の研修会で講演。
  • 県・市段階の連合PTA研究大会でのコーディネーター、基調講演(2015年度 全国高等学校P連大会・岩手、青森県P連大会・五所川原等)

 

④その他

  1. 夏休み・冬休みや、土日祝日でも可能です。
  2. 一定額の講演料(交通費を含む)は頂きますが、金額は主催者の状況もありますので相談させていただきます。
    講演やネット見守り活動は基本的にボランティア活動ですが、研究会にとって講演料が重要な活動資金となります。交通費などの必要経費にかかる収入もありませんので、これらも講演料でまかないます。
    我々の活動の支援を含めてお考えいただければ幸いです。
  3. 児童・生徒に向けた出前授業の時間は、可能であれば50分、もしくは45分の2コマ分が望ましいです。
    出前授業は講演と異なり「授業」として位置づけています。
    内容を絞り、
    1コマ「スマホの安全な使い方」、2コマ「ネット依存について」というようにし、教材を豊かにして、子どもたちが考え、納得する授業を試みます。

 講演・出前授業のご依頼は、「お問い合わせ」からご連絡をお願いします。